絶傑の継承者環境の2Pickまとめ

「Shadowverse: Worlds Beyond」の第3弾カードパック『絶傑の継承者』環境の2Pickについて解説したページになります。

解説者紹介

こんにちは、ソー(@SopuranoSo)です。今回は2025年8月28日に実装された新弾の2Pickの全体外観の説明、全クラス優先カードについて紹介していきます。

また普段は初心者向けの2Pick情報をnoteやSNSで発信しているので、2Pickの質問は気軽にXアカウント(@SopuranoSo)へフォロー・DM頂けたら嬉しいです。

どんな環境?
→使いやすい新テーマを貰ったドラゴン・ナイトメアが環境の中心に。マゼルベインが下位リーダー・2Pick Master取得の救世主?

第3弾の収録カードは財宝ロイヤルやクレストビショップなど新しいギミックでデッキを組めるカードが中心となっています。

一般的に新カード・新ギミックの追加は、カード提示にランダム性がある2Pickにおいて、狙ったコンセプトでカードが集められないデメリットであることが多いです。
第2弾環境1位クラスであったネメシスはこの影響を強く受けてしまい、アーティファクト軸に寄せ難くなり、勝率が安定しなくなってしまいました。

一方でドラゴン・ナイトメアの2クラスに関しては、追加ギミックがドラゴンは2Pickで重要な盤面トレードに関係する『侮蔑』、ナイトメアは状況に応じて柔軟に能力を変えられる『モード』であったことから前環境から一変し上位クラスとなりました。

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また、絶傑の継承者環境にて外すことが出来ない話題は《絶大の顕現・マゼルベイン》の圧倒的強さについてです。

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1コスト確定除去+マゼルベインデッキ(マゼル以外の第3弾のカード全てが入ったデッキ)が盤面の除去力に非常に優れており、2Pickのデッキでは看破が困難。
巷ではマゼルベインに進化するだけで勝ち確定と言われるほどでした(特に《真実の顕現・ライオ》発動後はとんでもない量のフォロワーが展開されます)。
↓第3弾初期の2Pickクラス順位

これだけ聞くとマゼルベインが2Pick環境を荒らしている印象を受けるかもしれませんが、実際のところはそんなことはなかったと筆者個人としては考えております。

なぜなら、ニュートラル・レジェンドレアカードであるこのカードがピックできるチャンスは15組目の提示(最終ピック)と再抽選からのみであり、加えてニュートラルレジェンドは提示率がかなり絞られているため、本当に見る機会は稀です。

※具体的な確率については未検証ですが、体感でも分かるほどニュートラルレジェンドカードは目にする機会が少ないです。

この確率の低さからマゼルベインが環境を破壊しているということはなく、寧ろニュートラルの性質上全てのクラスが使えることから、『勝つことが難しい下位クラスでもマゼルベインさえ取れれば7勝できる可能性がある!』という救世主的な要素のほうが強かったように思います。

マゼルベインが提示禁止に。禁止後の環境は?

そんなことを考えていた矢先、マゼルベインが提示されないよう調整されました。

この禁止の理由ですが恐らく先んじて行われていたウィッチの再抽選回数増加があまりにも強い恩恵を得てしまっていたのだと思われます。

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下記は私がピックした再抽選増加後のウィッチですが、
2Pickにおいてパワーカードに分類されるクオンが2枚、アングレア、ノノ、バーゼントと既にオーバーパワーな中にマゼルベインが収録されています。

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前述の通り、マゼルベインが入手できるのは再抽選からなので2つの下位クラス救済要素が重なりやり過ぎな形となり、故にマゼルベイン側を下げる方針になったのでしょう(余談ですがこのデッキは7勝でした)。

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出禁前ウィッチ再抽選増加後のクラス順位
最下位から最高Tierに変わっており、再抽選システムの強力さをヒシヒシと感じています

クラス順位(2025/10/5時点)

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この順位は7勝狙いかつ初期提示のカードが理想的なカードである前提になります。

もし全クラス提示が並程度であった場合は再抽選により高水準なピックが狙いやすいビショップかウィッチを選ぶのがオススメです。

マゼルベインがなくとも再抽選システムが強力であり、特にビショップは構築のクレストビショップに近いデッキを作成することも不可能ではありません。

優先カードランキング

エルフ

ロイヤル

ウィッチ

ドラゴン

ナイトメア

ビショップ

ネメシス